こんにちは、財前先生です。
SHINOBIウォレットという仮想通貨の案件がYoutubeを始めとしたサイトで話題となっています。
SHINOBIウォレットが稼げる優良な案件なのか気になるところです。
そこで今回は、SHINOBIウォレットについて検証授業を行います!
・SHINOBIウォレットの運営会社は?
・SHINOBIウォレットは怪しいの?
SHINOBIウォレットとは?
SHINOBIウォレットって何!?忍者!?ニンニン?
SHINOBIウォレットとは
SHINOBIウォレットとはオールインワンのウォレットで、様々な取引所、DEX、ウォレットの機能をまとめた機能性に優れているウォレットのことです。
SHINOBIウォレットは、分散型合成アセットモデル「姫神(ひめがみ)プロトコル」が新たに打ち出すオールインワンウォレットとして注目されています。
SHINOBIウォレットでは、DEXやウォレットの機能がオールインワン化されているため、複数のウォレットを持つ必要がなく、SHINOBIウォレット内で全て解決することがポイントです。
さらに、SHINOBIウォレットはウォレット独自のトークン(UKHトークン)が発行される仕組みを持っており、UKH(うけい)トークンを所有することで収益が受け取れるというメリットも備えています。
UKH(うけい)トークンとは?
ここで、UKH(うけい)トークンについて解説しましょう。
UKH(うけい)トークンとは?
UKH(うけい)トークンとは、SHINOBIウォレットの手数料配当として貰えるトークンのことで、2021年9月15日にユニスワップとヤマトスワップに上場が予定されています。
UKH(うけい)トークンのプレセールは2021年7月26日〜8月27日の1ヶ月間。
SHINOBIウォレットが世界的に普及し需要が高まることで、それに連動してUKH(うけい)トークンの価値も上昇すると言われています。
UKH(うけい)トークンには、2つの種類のトークンが存在します。
①配当を狙う「sUKH」
sUKHを所持していることで、SHINOBIウォレット内で発生した手数料の70%(月利約15%見込み)がETHとして配当が入ります。
sUKHのsはストックの意味で、所持しておくだけで配当が得られるため、キャピタルゲインとインカムゲインの両方を受け取れるメリットがあります。
②売買に使う「bUKH」
bUKHは上場後に売買することができ、保有枚数に対して月利3%のKGRトークンというコインが永久的に配当されます。
bUKHは売買することが可能なので、トレードとしても使えることから、利益の獲得を狙うことができます。
このように、SHINOBIウォレットの手数料配当として貰えるトークンにはメリットがあります。
SHINOBIウォレットの特徴
SHINOBIウォレットにはどのような特徴があるのでしょうか?
①ウォレット機能
SHINOBIウォレットはブザウザとアプリ両方の使用が可能で、メタマスクが対応するチェーンなど幅広いチェーンに対応しています。
SHINOBIウォレットは、基本的なウォレットの機能が備わっています。
②スワップ手数料が安い
SHINOBIウォレットは他のウォレットと比較してスワップ手数料が安いというメリットがあります。
取引所によってスワップ手数料が異なっており、手数料が高い取引所を使用すると手数料だけで損をしてしまうこともあります。
SHINOBIウォレットを使うことで、最も安い手数料を見つけ出してくれるという特徴があります。
③仮想通貨の購入ができる
SHINOBIウォレットを使うことで、日本円からBTCなどの仮想通貨を購入できるなど、法定通貨から仮想通貨を購入することが可能です。
取引所によって手数料が異なっていますが、自動的に安い手数料の取引所を選んでくれるので、手数料をおさえて取引することができます。
④投資運用
SHINOBIウォレットでは資産運用機能がついており、ワンプッシュで安全に利回りの高い商品を選んで運用することが可能です。
SHINOBIウォレットは洗練されたAIが高利回りでおすすめのDEXを選んで運用してくれるので、初心者でも簡単に運用をすることが可能です。
この機能は世界初の機能ということもあり、注目を集めています。
このように、SHINOBIウォレットには数々の特徴があることが分かりますね。
SHINOBIウォレットの運営者の情報
SHINOBIウォレットはどのような会社が運営しているのでしょうか?
SHINOBIウォレットの運営会社の情報について調べてみましょう。
運用会社はFGRAPH OH
SHINOBIウォレットのトークン発行、プロジェクト技術支援会社は、FGRAPH OHという企業で、DeFiブロックチェーンに関するプロが関わっています。
FGRAPH OHについて企業のホームページを見つけることができました。
※海外サイトであるため、日本語訳しています
FGRAPH OHは、日本、韓国、中国、ベトナムのメンバーで構成されています。
そしてFGRAPH OHのオフィスはエストニアにあるようです。
念のためGoogle Mapでも調べてみましたが、架空の住所ではないようです。
しかし、SHINOBIウォレットの運営会社は海外の会社であるため、十分なサポートが受けられないなどのリスクが考えられます。
海外企業=詐欺というわけではありませんが、万が一、資金を持ち逃げされて飛んでしまった場合は、追跡することも困難なので注意したいところですね。
また、SHINOBIウォレットの関係者も外国人中心であることからも、実在する人物なのか、また経歴なども詳しく調べることはできません。
顔を出しているからといって安心はできませんし、信ぴょう性にも欠けるので不安な点だと言えます。
SHINOBIウォレットは怪しいの?
ここまでSHINOBIウォレットの特徴などについて触れてきましたが、SHINOBIウォレットは怪しい案件なのでしょうか?
UKH(うけい)トークンが上場しないリスク
これはどの仮想通貨案件でも言えることですが、UKH(うけい)トークンが上場しないリスクが考えられます。
UKH(うけい)トークンのスケジュールはこのように紹介されています
2021年9月:idcmなど複数取引所へ上場
2021年11月:海外取引所へ上場
2021年12月:国内取引所へ上場
2021年9月に大手取引所であるUniswapへの上場、そして年末には国内取引所へ上場を予定しているようです。
ヤマトスワップという名称は初めて聞きましたが、スケジュール通りに順調に進むのか予測ができず、上場せずにただの「ゴミ」となってしまうリスクが高いのも事実です。
これまでにも、多くの仮想通貨がICOなどで資金調達を行なった結果、上場せずに失敗に終わったコインが山のように存在します。
仮想通貨という特性上、上場せずにただの価値のないコインになる可能性が高いと言えるでしょう。
利益が出るのか予測ができない
sUKHトークンのプレセールは7月28日〜8月27日で、プレセール価格は1枚7円。上場時に10円になると紹介されています。
bUKH上場時は、1枚10円で上場になるとのことですが、その情報は本当かどうか定かではありません。
仮想通貨の特性上、予測するのは困難です。
資金調達の目的が不明瞭
SHINOBIウォレットのホワイトペーパーの情報によると、SHINOBIウォレットの資金調達の目的は、マーケティングにかかる費用の調達が目的であると紹介されています。
確かに、SHINOBIウォレットの知名度が上がり利用者が増えないと、SHINOBIウォレット自体の価値も上がらず、利益を手に入れることができません。
仮にマーケティングに費用を掛けて力を入れて行なったとしても、技術が追いついていなかったり、価値のあるものとして認知されなければ、いくらマーケティング費を掛けても意味がありません。
プロジェクト自体に費用を掛けるのではなく、広告費に力を入れているという点に違和感を感じます。
このように、SHINOBIウォレットには気になる点がいくつか見つかりました。
SHINOBIウォレットのまとめ
最後に、SHINOBIウォレットについて授業のまとめを行います。
- 1.日本発の「ウォレット+DeFIアグリゲーター」アプリケーション
2.上場しないリスクや価値がなくなるリスクあり
3.運営会社は海外企業が関わっていて不明瞭な部分が多い
ネットやYoutubeでは、SHINOBIウォレットをおすすめしている人が多くいますが、紹介している人の中には、インフルエンサーとして委託されて行なっている人や、アフィリエイト目的で紹介を行なっている人もいるようです。
サポートがしっかり受けられればまだ安心ですが、サポートも何も受け付けてもらえないリスクもあるので注意しましょう。
SHINOBIウォレットには日本初の機能が備わっている魅力的なウォレットである反面、注意したい点もあるので、気をつけましょう。
本日はSHINOBIウォレットについて検証授業を行いました。
禁断の投資学校では、このように話題の投資案件の調査や、怪しい投資の注意喚起を行なっています。
「大切な資産を増やそうと思って投資に参加したのに、詐欺に遭ってしまった」という残念な結果にならないためにも、一緒に金融リテラシーを高めてお金に縛られない生活を目指しましょう。
それでは本日の授業を終了します。次回の授業もお楽しみに!
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